もつろぐ

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ノーチラス47を推す回

つい先日、新武器の「オーバーフロッシャー」「ノーチラス47」が追加されました。世間的には前者のオーバーフロッシャー、通称お風呂が大人気で、ガチマ、リグマ問わずほぼ毎試合チームに1人いるような状況かと思います。

その背景としては、オーバーフロッシャーは非常に手軽に扱える上に活躍しやすいというまさにお手軽強武器といった面があります。

そんなオーバーフロッシャーばかりにスポットライトがあたるせいもあり、非常に影が薄くなってしまっているノーチラス47ですが、個人的にはかなりのヒットブキで、非常に面白いブキであるため布教したいと思います。

 

 

ノーチラスはスピナーに類するブキであるため、まずは他スピナーと比較しながら話を進めます。(クーゲルはデータ不足のため今回は省略)

 

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比較対象の中で最も優秀な部分を青背景、最も劣った部分を赤背景にしています。

ここから言えるのは、スピナーの中で最も人気のあるバレルスピナーはやはりバランスの良いブキであると分かります。ノーチラスに関しては、全体的にスプラスピナーとバレルスピナーの間のような性能をしていますが、インク効率が非常に良い反面、単発CTが最低値を示しています。単発CTというのは、1発毎にどれだけチャージ時間を要するかという項目で、この値が小さいほど弾幕の量に対してチャージ時間が短いという意味になります。つまり、スプラスピナーが最も弾幕を張りやすいブキと言うことができ、ノーチラスは最も弾幕を張れないブキとなります。

以上をまとめると、ノーチラスはスプラスピナーの射程を僅かに伸ばし、その代償としてチャージ時間や弾幕量が大きく損なわれたブキとなっています。

また、スピナーといえば「人速」ギアですが、ノーチラスはこのギアの効果が薄く、射撃中の移動速度はバレルスピナーとほぼ同じで、射程の割に足が遅い欠点があります。

ここまでだとやはりバレルスピナーに軍配が上がりますが、しかし、ノーチラスは多くの場面でバレルスピナー対面で勝利することができます。それは、チャージキープ再チャージがあるためです。

チャージキープはチャージャー類が持つ特殊動作で、チャージをイカ状態でも短時間維持できるスマブラのドンキーのようなもので、再チャージというのはクーゲルシュライバー登場時に実装された、射撃中にそこからチャージを再開できるといったものです。

そのため、ノーチラスは非常に遅いチャージ時間をチャージキープと再チャージによって補いながら戦うスピナーとなります。つまり、イカ移動がメインという初のスピナーがノーチラス47というスピナーになります。そのため、人速ギアの効果が薄くとも問題がない、と言えますね。

ノーチラスはチャージキープによる遮蔽物からの奇襲がメインの立ち回りになります。ノーチラスの射程はプライムシューターに僅かに勝る距離があり、その上キルタイムはスピナー準拠のかなりの速さを誇るため、同射程シューターと比較すると最もキルタイムに優れています。そのため、常に姿を晒して弾幕を張るようなバレルスピナー相手には奇襲が非常に刺さり、多くの場面で勝利することができます。

 

まだまだ自分の練度が低いですが、長射程シューター並の射程で圧倒的なキルタイムを叩き込む快感や、チャージキープと再チャージによってステージを素早く移動する高機動力は非常に面白いので、ぜひ使ってみてください。

 

あ、ちなみにサブのポイントセンサーを使うとテンポが乱れ、スペシャルのイカスフィアを真面目に使うとまず間違いなく返り討ちに遭います。