もつろぐ

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就活備忘録

イカ批判ばかりしてないで、たまには他のこと。ということで就活に関して備忘録程度にまとめときます。

対象としては理系大学生です。

あくまで正解は無いことですので、僕自身の意見や考えとして読んでくださいね。

 

結論から言っとくと、「コミュ力こそ最強の武器である」

 

・就活とは恋愛である

就活とは言わずもがな、会社に自分をアピールして気に入ってもらう機会です。おおよその流れとして、説明会→エントリー→選考→合格といった感じですよね。

この就活、恋愛とほぼ同じです。相手の事を知り(説明会)、自分が気に入ればこちらからアピール(エントリー、選考)。相手にも気に入ってもらえればお付き合い(合格)。流れ自体も恋愛に似てるんですけど、実は中身も結構似てて、どこを見られているのか、求められているかというと、見た目の清潔感であったり態度といった表面上のことや、まともにコミュニケーションが取れるかだったりします。なので、会社の代表として人事やお偉いさんが我々学生と接して、恋に落ちれば合格というわけですね…。

恋に落とすための手段として、エントリーシート(ES)や面接といった選考の機会があるわけです。

 

・具体的にどこを評価されているのか

こればっかりは人事ではない以上ハッキリとは分かりませんし、会社によってまた違いはあるでしょう。ただ、恐らく多くの企業に共通している部分に関してお話します。

・見た目

身だしなみや態度です。体臭もこの一部に含まれるかと。まあある意味人として当たり前な部分ですよね。不快感を与えるかどうかといった減点方式になるかと思います。ここが悪いとそもそも自分を知ってもらおうとすら思って貰えないので再前提となる条件です。

減点方式なので、ネクタイやカバンなどスーツ周りのことは他の就活生に寄せておくと楽かもしれません。僕はなんかそれが気持ち悪くて減点されないだろう範囲で自由なアイテム使ってましたけどね。

 

・会社に対しての熱意

どれだけその会社に入りたいかどうかです。これがどういった部分で現れてくるかというと、早期からその会社にコンタクトを取っているか。その会社の事をどれだけ知っているのか。開催イベント(説明会など)への参加率などです。会社によってはどれだけイベントに参加しているかを控えていたり、そもそも説明会に参加しないと選考に進めないなんてこともあるぐらいです。ですが正直、すごく重要な要素では無い気もします。お前が大好きだ!!!と言われても、嬉しさはありますが相手と付き合うキッカケにはなりませんからね。

 

・コミュニケーション能力

最重要。理系もコミュ力を求められる時代と嘆くより、コミュ力さえあればなんとかなると肯定的に捉えたい。相手も人間なので、そりゃ話してて楽しい人に対して好意を抱くものです。表情が明るかったり、ハキハキと喋る人間に良い印象を抱くのは同然なので多くは語りません。また、会社というのはチーム単位で仕事をすることが殆どという意味でも、コミュ力は何事においても最も基礎となる部分です。

 

よく、理系大学生なら研究がー!とか言いますけど、大事なのは研究内容よりも、如何に研究の事を知らない人に対して分かりやすく伝えられるか、です。会社ですと恐らく会議だったり上司への報告だったり、伝える力が求められる機会が多いと思いますので、如何にそこを分かりやすくできるかが重要です。なので結局コミュ力です。

まあ、自己PRやらなんやらと結局伝えられないと話にならないので…。

ただ、大学院生が有利である点のひとつとして、研究の中身があるということが挙げられます。つまり、分かりやすく話せばいいだけで、お題は決まってるんですね。また、分かりやすく話せて、質問に対しても的確に対応できれば、ある程度その人が研究にまじめに向き合ってたということも分かり、プラス評価につなげやすいです。

これが学部生だと研究室配属がまだだったり、本格的に研究していなかったりで話す内容がありません。そこで今後何をしたいかや、どう頑張りたいかであったり、内容から考える必要があるため非常に難しくなります。

 

・ESに関して

エントリーシートですね。履歴書兼自分のアピールをまとめた書類です。大抵の場合は一番最初にアピールするアイテムになる上に、以降の面接での話題の中心はESです。つまり、最も気を付けて書き上げなきゃいけないものです。誤字脱字があれば当然それだけで落ちますし。

ESで書く定番の内容と言えば、

・学生時代頑張ったこと

・自己PR

・志望動機

の3つですよね。大抵の会社はこの3つは書かせてくるかと思います。なぜこの3つがあるかというと、ここにその人のが表れるからです。つまり、

・学生時代頑張ったこと=過去→過去の経験から学んだ価値観

・自己PR=現在→過去の経験から学んだ価値観を元に、自分の中にある軸を表現

・志望動機=未来→その軸を元に、会社を選んだ理由

とこの3つにはある程度ストーリー性があって、過去・現在・未来となっています。ここにある程度の一貫性のある軸を表わすことで、自分を伝えやすくなったり、読んでて分かりやすい文章になります。

例えば、これを恋愛に例えるならば、過去にかわいい子と付き合っていてとても燃えた(過去)。その後何人も付き合ってきたけど結局顔が大切なんだと学んだ(現在)。だからとても可愛いあなたが好きです(未来)。といった流れです。

頑張ったこと、PR、動機と一見別々の質問に思えて、実はひとつのストーリーがあるということですね。この部分が俗に言う”自己分析”というものです。自分という人間の軸を見つけて、そこを元に会社選びをするといった感じです。

 

上の3つの設問も含めて、他にもいくつかあるかもしれませんが、とにかく気を付けることは「矛盾が無いか」と「分かりやすさ」です。たまにめちゃくちゃ頭良さそうな文章でカッコいいこと書いてる人もいますが、分かりにくかったらただの中二病です。稚拙な文章でも、しっかりと意味の伝わる文章を書けている方が確実に良いと思います。

あくまで自分を表現する文章ですので、他人の文を参考にしすぎるのも良くないですしね。

 

・面接に関して

エントリーシートに加えてSPIやらテストを受けて、それが通れば恐らく面接でしょう。1回から3回程度でしょうか。数に違いはあれど、やることは同じです。

面接時に面接官が持っている自分の情報と言うのは、基本は事前に提出したESのみです。つまり、面接時に話す内容と言うのは自ずとES中心になるかと思います。ですので、ESの内容を”自分の言葉”で”分かりやすく””簡潔”に話す練習さえしとけばなんとかなります。かといって、ESをしっかり書いていれば分かりやすさと簡潔さは何とかなっているはずなので、自分の言葉で話す練習ですね。逆に言うと、ESの内容の音読にならないようにするってだけです。それだけ。書き言葉を話し言葉に変え、文字数の関係で泣く泣く削ってしまった情報を口頭で軽く加える程度です。

あとは、とにかく笑顔でハキハキと、ですね。ウダウダと長ったらしい言葉を話さず、簡潔にハキハキと明るい表情で語ってたら大抵良い印象受けると思います。なので、内容の良し悪しなんかより、ちゃんと自分の考えがあって、それを自信持ちながらしっかりと話せるか。です。

また小技ではありますが、話す際に相手に手を見せ、ジェスチャーのようなしぐさ(よくインタビュー記事とかで見かけるポーズ)をすると良い印象を与えやすいらしいです。本当小技。意味あるかは不明。

 

以上の事を気を付けて、とにかく笑顔でハキハキと話をして、時折ハハハと笑ってればまず間違いなく1次面接は通ります。2次や最終もかなり通りやすくなるはずです。

というのも、例えば面接が3回あるとしますと、

1次:社会人として適性があるかどうか

2次:その会社とマッチした人間かどうか

3次:意思確認+α

といった感じで見ていると思います。もちろん違いはあるでしょうけど。先述の通り、そもそもコミュニケーション能力が基礎である。と書いたように、コミュ力が何より必要です。つまり、社会人としてもその会社としても何より必要なのはコミュ力であることに違いはありません。ですので、ハキハキと話をしていれば1次はまず通りますし、2次以降も自分が話した内容が企業の価値観と合っていれば通りやすいでしょう。

 

もちろん、相手の指摘に対して「いや、そうではなく」じゃなくて、「確かにそういった面もあります。しかし…」とワンクッション受け止めてあげることであったり、結論から先に言って理由を補完する話し方だったり、色々ありますけどね。基本はとにかく明るくいることです。

 

 

・まとめ

コミュ力さえあればどっか大手にひっかかれる