もつろぐ

アニメ・映画・ゲームを始めとした、身の回りのレビューをします。

【Splatoon2】ブラスター…なんだよなあ…

こんにちは。

スプラトゥーン2になり、ほぼ全ての武器の射程が短くなったことはご存じの方も多いかと思います。僕自身、その事に関しては何となく1の頃と感覚違うと思ったら射程が短くなってたのか…と理解していました。

スプラトゥーン1では主にスプラシューターを使っており、ダイナモローラーにかなり苦労していたのですが、スプラトゥーン2ではダイナモの万能感も薄れ、使用率がかなり低下したのでホクホクしていました。しかし、最近妙にスシを始めとした短中距離シューターが厳しいと感じ、更に68族と呼ばれるデュアルやプライムなどの長いシューターでも射程の優位が全然感じられない事に気が付きました。

それとは逆に、ブラスターを使うと妙に試合が楽になる感覚も同時にあったので、これは何かあると思い、ネットに転がる検証記事をざっくりとまとめて考察してみたというわけです。

 

 今回考察するのは「射程」に絞りました。スプラトゥーン1,2でどうなったかを本当にざっくりとまとめたのを下の図に示します。なお、デュアルスイーパーはシューターの一部として扱うこととします。データ自体はスライド後の最大性能を示しています。

f:id:motsulog:20171116171416j:plain

武器種は今回はこれだけに限定し、1,2の比較をしています。赤で示しているのが直撃範囲で、シューターにおいては最大のダメージが出る範囲を示しています。そして黄色で示しているのはダメージが入る範囲で、シューターの場合はダメージ減衰が加わり、確定数に変動が起きてはいるものの、キル可能なラインを示しています。ブラスターの場合は前後に爆風が存在するため、あえて黄色で爆風範囲を示しています。

赤色のラインを有効射程、黄色のラインを最大射程と呼称することにします。

また、データに誤差がある可能性があることはご了承下さい。

 

このデータより、スプラシューターとホットブラスターを比較すると、スプラ1では最大射程がスシ≧ホッブラだったのに対し、スプラ2ではホッブラ>スシと逆転しています。

同様に、デュアル、プライムとロングブラスター、ラピッドブラスターを比較しても、最大射程が逆転しています。

つまり、スプラ2でほぼ全武器の射程が短くなる中、ブラスターには大きな変化は無いということ。そしてスプラ1の「爆風という利点がある代わりに、同射程帯のシューターに最大射程では敵わない。」という構図が打ち破られたことになります。

更に付け加えると、スプラトゥーン2ではステージの起伏、凹凸が多くなっており、ブラスターやスロッシャーなどのヒット判定の広い武器が有利になっています。

また、シューターの最大射程では確定数が変動することに対して、ブラスターの最大射程は爆風ダメージなので確定数に変動はありません。

よって、シューターが正面からブラスターを倒すのは前作以上に大変になってしまったという事ですね…。起伏が多いステージで機動力が活かしづらい中、爆風が届かない程内側に入り込むという方法が一番現実的かもしれません。

塗りで勝てる!となるわけですが、アメフラシやボムピッチャーという制圧力の高いスペシャルを持っているため圧倒は難しいでしょう。

 

エリアはアメフラシ、ホコヤグラはプレッサーが鬼強い現状も踏まえて、武器自体の塗り性能の重要性は減った気がしますし、今はブラスターがかな~り強いと思います。傘も流行ってますが、背中に向かって撃たれたら為す術もなく死ぬ気が。射程もスシ以下ですし…。上手いこと使って懐まで入り込めたら強いんですかね?

これだけブラスターの判定強けりゃ、そりゃスシもクイボポイポイ丸になるよなあ…としみじみと感じました。

シューター系の武器の方が使ってて単純に楽しいんで、上手いこと勝てるよう頑張らないとな~。